老人ホームの選び方
失敗しない!老人ホーム選びのポイント
一口に老人ホームといっても種類は多く、施設によって特徴が異なります。ホーム毎の特徴や、選び方のポイントをご紹介します。
希望条件を整理する。
老人ホームを選ぶ際には希望条件に合っているか、入居後の暮らしをイメージできるかが大事です。
その為にまずは希望条件を整理してサービスやケア体制に関する希望を施設職員に伝えて実現可能か否か必ず確認しましょう。
スローライフでは希望条件の整理からご希望に沿った施設をご一緒にお探しします!
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医療体制・ケア
入居を検討している本人の身体状況をしっかりと把握し、介護、医療のサービスを明確に しておきましょう。
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予算
毎月の費用は?入居時の費用は?予算をしっかり把握しましょう。老人ホームの必要費用はけっして安いものではありません。
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立地の検討
ご家族の面会が可能であるか、緊急時のかけつけなど交通アクセスもしっかりと確認しておくと良いでしょう。
施設の種類を決める。
希望条件が整理できたら、施設の種類を決めます。
施設の種類が多くてわからないという方もいますので、違いを紹介いたします。
公的施設
- 特別養護老人ホーム―施設としての住まい
- 15年春の法改正で入所基準が原則要介護3以上となり、重度者向けの施設に。費用が安価で前払金などが不要なことから待機者が多く、入所は非常に狭き門です。
- 介護老人保健施設―期間限定のリハビリ施設
- 病院と在宅復帰の「中間施設」として専任の機能訓練指導員がリハビリを提供。入所期間は原則3~6か月で「終の住処」としての利用はしづらい施設となっています。
- 介護医療院―医師が配置されている施設
- 介護医療院Ⅰ型・Ⅱ型の2つの形態があり、どちらも日常生活において高度な医療面のサポートを必要とする人が入所対象。
民間施設
- 介護付有料老人ホーム―包括的な介護サービス
- 有料老人ホーム自体が介護保険事業者となって直接介護サービスを提供。要介護度に応じて介護費用負担が定額。入居者数により介護・看護職員数に基準があるほか、看護職員の配置や協力医療機関との連携が義務付けられています。
- 住宅型有料老人ホーム―個別選択型の介護サービス
- 有料老人ホーム自体は「住まい」部分のみ。介護サービスを受けるには別途外部事業者との契約が必要ですが、外部事業者は同建物内に併設されていることが多くなっています。自宅が有料老人ホームの一室に移ったようなイメージです。
- サービス付き高齢者向け住宅―安否確認・生活相談サービスのついた、 バリアフリー設計の賃貸住宅
- 2011年秋に登録が始まった新しい形態。その名称からいろいろなサービスが付いた住宅を想像しがちですが、提供が義務付けられているのは安否確認と生活相談サービスのみ。有料老人ホームと混同してしまうとトラブルの原因に。
- グループホーム―認知症の方がスタッフのサポートを受けながら暮らす共同住宅
- 5人~9人の小規模な生活単位(ユニット)で生活する認知症の方向けの共同住宅です。介護保険上は「地域密着型サービス」に分類されており、例えば松戸市のグループホームは、原則松戸市に住民票を有する方しか利用ができません。
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見学して比較・検討する
種類を選定したのち資料請求、見学をしましょう。見学での見極めポイントはたくさんあり、専門家無しに見抜くのは非常に難しいものです。スローライフでは老人ホームの選定から見学同行、入居まで責任をもってご一緒しますので気軽にお問合せください。